2021年5月3日月曜日

管理会計はなぜ必要か(メモ)

 管理会計

- 経営の意思決定に資する数値面からの見える化(目標達成のための施策の達成度計測、今後の見通し予測、要改善点洗い出し)

- 各組織の業績評価の明確化(目標達成にどう貢献すべきか、どれだけ貢献できたか)


  • 各組織が管理可能(=自らの創意工夫で達成でき貢献できる範囲)でのKGI/KPI設定が肝
  • 最終的には、全社の利益(もしくはFCF)にどれだけ貢献したかを測れるものにするのも重要
  • 海外子会社もエリア別事業部と捉えられるし、物件ごと収支もより細かな単位での事業部と整理すれば、事業部業績評価手法例から立案できるかも=貢献利益を見る=本社費配賦前
  • 財務会計上の経費率や利益率等とは一致しないが、過去との対比、他事業部と比較から、達成度計測や要改善点洗い出しをし、目標達成に向けた次のアクション(意思決定)を導くのが目的なので、一致しないことに拘らず、打ち手と効果にブレがないようにすることのほうを重視
  • 原価の世界に入ろうとすると、直接原価計算、限界利益、原価企画、過剰生産と間接費配賦による利益創出、スループット会計などのキーワードが出てくるが、共通するのは、製造部門での個別最適により、利益が歪む(よく見えてしまう)ことを避け、創出される本当の「価値」を適切に把握し、それを次の打ち手に繋げるためにはどうすべきか? という目線なのだろう。

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