2009年12月12日土曜日

最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと



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以下は気になった点のメモ

■本書のポイント
・バランスをとろうとするな、アンバランスをめざせ。
 すぐれたマネジャーとリーダーは、この一点に集中する。 

・すぐれたマネジャーは「部下ひとりの個性」に注目する。
 部下を型にはめて作りかえようとするのではなく、それぞれの個性を生かせるように、彼らの役割や責任のほうを作りかえる。 

・すぐれたリーダーは「部下たちに共通する不安」に注目する。
 いまそこに向かっているのかを明確にすることで、皆が抱く未来への不安を取り除く。顧客は誰か、強みは何か、尺度は何か、いますぐとれる行動は何かを明らかにすることだけに専念する。 

・そして、継続的な成功を手にする人たちは「何をしないか」に注目する。
 成功することで新たに生じる障害物、退屈な役割やストレス、あなたを消耗させる機会を見逃さない。自分がしたくないことに気付いたら、できるかぎりそれらを切り離す。




■マネジャーとリーダーの違い
・マネジャーの出発点は部下一人ひとりだ。マネジャーは部下の才能、スキル、知識、経験、目標といった要素を観察し、それをもちいて彼らがそれぞれ成功できる将来計画を立てる。マネジャーは部下一人ひとりの成功に専念する。

・リーダーの出発点は、自分が描く未来のイメージだ。よりよい未来こそ、リーダーが語り、反芻し、計画し、練り上げるものだ。このイメージが頭のなかではっきりしたかたちをとって初めて、リーダーはまわりの人々を説得すること(私が思い描く未来で、あなたも成功できる)に関心を向ける。しかしそういった活動のすべてを通じて、リーダーが専念するのは未来である。

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