2015年1月21日水曜日

部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書「プレーイング・マネージャー」になってはいけない



本書のポイントはP.28に記された、以下の箇所に凝縮されている。

「任せる」しくみをつくると、どうして会社が強くなるのか?
その理由は、おもに3つあると私は考えています。

1)経営と業務執行の分離が実現する
2)タイバーシティ(多様性)への認識が高まる
3)グローバル経済の変化に対応できる

自分が全知全能の神ではないと認識して、自分の役割と他のメンバの力を借りるところを明確にし、任せる際には、どこまでの範囲なのかを明確に示す。また作業をさせるのではなく、その権限範囲内であれば自ら主体的に判断させる。それが自分の考えを相反しないように、最初に目的・背景、優先順位、報告のタイミング等も決めておくのがポイント。最終的に自分が問答無用で結果責任を負うのだと認識すれば、おのずと丸投げせず、よい任せ方の塩梅も分かってくると言う。また、この「任せる」ことは部下の育成にもつながっているとも。


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